厦門国際酒業展覧会
厦門国際酒業展覧会
2024年7月26日~29日の4日間、国際酒業展覧会が福建省厦門市で開催され、大分県ブースを出展しました。展覧会には約100社が出展し、1000種類を超えるブランドが揃います。参加国も、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、東南アジア等、世界各国から参加しています。日本のブースは2ブースで、自治体の参加は大分県のみです。他1社は、日本の酒類を取扱う代理店が出展していました。
会場の宝龍芸術センター
開催ポスター
開会式では、各国からの出展者がテープカットに参加。イベントを盛り上げました。
開会式テープカット
大分県ブース
今回は、上海で大分県の酒類を輸入している代理店と共に出展し、県産酒の試飲・販売を実施しました。出展商品は、老松酒造の麴屋伝兵衛、閻魔、梅酒王、藤居酒造の龍梅大吟醸、かぼすリキュール、井上酒造の純米吟醸百合仕込み、百助、生姜梅酒、柚子はちみつ梅酒、みろく酒造のシャルムタテイシの計10種類です。
麦焼酎「閻魔」「麹屋伝兵衛」
日本酒「龍梅」「百合仕込み」
試飲コーナー
試飲を楽しむ来場者
会場内の酒類別では、ウイスキーの展示が一番多いです。昨今の中国市場のウイスキーブームが影響していると思われ、中国国内のウイスキーメーカーも多数出展していました。次に多いのがワインで、ヨーロッパの国々や中国ではワインの生産が盛んな乾燥地帯が多い寧夏省からも参加していました。
ジョージア産ウイスキー
ニュージーランド産スピリッツ
パリオリンピックのラベルも!
ユニークな深圳の十二支ラベル
本展覧会は、有料の入場券が必要で、来場者はお酒好きなコアなファンが多く、それぞれのブースをじっくり回ってみる人が多かったです。また、試飲や購入する人も多く、今回準備した梅酒は完売し、中国の白酒に近いアルコール度41度の麦焼酎「麹屋伝兵衛」も1ケース箱買いするなど、購買力の高い客層が来場している印象を受けました。
テーマや商品を絞った展示会は、その道のプロやファンが来場することが多く、こうした展覧会に出展することも県産品の消費拡大、販路開拓、知名度向上に寄与します。今後もより効果的に成果が得られるよう実施していきたいと思います。
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