中国国際輸入博覧会
中国国際輸入博覧会
今年も2024年11月5日~10日の間、中国最大級の見本市である「中国国際輸入博覧会」が上海市で開催されました。今回で7回目の開催で、世界約130カ国、3400社以上が参加しています。今年からは一般の方の入場もできるようになり、より一層賑わいを見せた博覧会となりました。
会場入口
博覧会モニュメント
大分県も今年で3年連続の出展となりました。過去2年間はジェトロ上海さんのブース内に出展していましたが、今回は大分県産品を取り扱っている住友商事さんと一緒にブース出展しました。
住友商事ブース
大分県産品展示エリアでは、現在中国に輸入している商品の他、まだ中国に入っていない商品も展示し、来場者の興味や反応などを調査しました。こうしたテストマーケティングは、今後の輸入商品の展開を考える上で重要な機会です。
展示品は、日本酒、焼酎、梅酒などの酒類、味噌やドレッシングなどの調味料、お菓子、温泉成分入りのパック、温泉入浴剤などの美容商品を取り揃えて大分県をPRしました。
大分県産品展示
試飲試食コーナー
試飲試食コーナーでは、酒類、味噌、ドレッシングを提供し、バイヤーや一般来場者の反応を伺います。お酒は梅酒、日本酒の人気が高く、その場で購入していく人も見られました。焼酎はまだなじみが薄く、今後のブランディングが必要です。これは中国各地の展示会での反応と共通しています。
博覧会は、食品の他、日用品、自動車、医療など様々な分野が集まっています。日系企業も多く出展しており、海外販売に力を入れていることが分かります。
キヤノン医療ブース
パナソニックブース
ジェトロ上海は今回、中国でのペットブームの潮流を捉え、ペット関連のエリアに出展していました。確かに街を歩いていると、犬を連れて散歩している人を多く見かけますし、SNSで猫動画を発信している人も多いです。今後も市場の拡大が期待されます。
ジェトロ上海ブース
中国国際輸入博覧会は規模が大きく、1日や2日では回り切れないくらいの広さがあります。もし来年以降、博覧会に行って全部見たい場合は、3日以上日程を空けて見て回ることをお勧めします。
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