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立命館・APUが国際教育フォーラムを上海で開催(719)

 

陰山英男先生の講演 講演を熱心に聞く来場者

   19日、立命館アジア太平洋大学(APU)と立命館大学は、上海在住の日本人ビジネスマンとその家族を対象に国際教育フォーラムを開催しました。このフォーラムでは、百マス計算で有名な陰山英男先生が、「学力は一年で伸びる 国際化を勝ち抜く日本人教育とは?」と題し講演。フランスから帰ってきたばかりの陰山先生の話では、EUの中でも学力により国力に差が出てきており、多くの国で英語と計算力を重視する国が増えているそうです。フランスでは基礎学力向上の一環として百マス計算を国家プロジェクトとして教育に取り入れる予定で、今回、陰山先生はそのための打合せにフランスに行きました。そこで先生が驚いたのは、フランス側の担当者が「陰山先生、今日の打ち合わせはフランス語でやりますか、英語でやりますか?」と聞かれ、フランス語しか話さないフランス人が英語でやろうとは、と非常に驚いたと同時に時代の流れを感じたそうです。また、これからの日本をリードしていく人間は、日本の枠組みを飛び出して考えることができ、日本の強み、弱みがわかっている人だといいます。そのためには、早い段階から①語学力、②基礎学力、③タイムスケジュール管理が重要で、自分が1年後、2年後、10年後にどうありたいのか、
  そのためには今何をしなければならないのかを考えることが大切とのことでした。基礎学力の向上には漢字を憶えるのと計算力のスピードアップが重要。また、基礎学力は生活習慣と密接な関係にあり、子供の早寝(9時には寝る)、早起き、朝ごはんを徹底することで、子供に集中力が身につき学力が上がるそうです。夜更かしで寝不足だったり、朝ごはんを食べないで学校に行ったりしている子供は成績が悪いとのことでした。
  蔭山先生の講演のあとも、現役の日本人APU学生や、APUを卒業して上海の日系企業に入っている中国人元留学生によるトークセッションが行われ、国際的な環境の中で得た経験、エピソードなどが発表されました。立命館・APUとしては今回初めての海外での国際フォーラム開催でしたが、来場者の反応も上々で今後も中国でこうした活動を続けていく方針です。                                                              

 

 


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