日中経済協会上海事務所 大分県経済交流室TOPIX

九州・沖縄観光セミナー(714)

   中国から日本への観光客数は2008年に100万人を超えました。7月1日から北京、上海、広州の総領事館が管轄する地域については個人旅行ビザが解禁となり、今後も中国からの日本への観光客数の増加が予想されています。ところが、今のところ、9割の中国人観光客が東京から大阪へのいわゆるゴールデン・ルートに集中していて、次に「非誠勿扰」という映画で有名になった北海道、そして沖縄と続き、そのあと九州となっています。九州は残念ながらまだ1%くらいの集客力しかないのです。原因としては、九州の知名度が低い、知らない、何があるのかよくわからない、といったことがあげられます。他方で、九州に留学したことのある人や、九州で働いた経験のある中国人は九州を大好きになっているということも事実です。  こうした状況を踏まえ、7月14日、上海市にある九州・沖縄の自治体事務所が中心となって、上海の主な旅行社・メディアに対して、「九州観光推進セミナー」を開催しました。これまで各県事務所が個別にージェントへの訪問や、PRイベントをバラバラに行っていましたが、各自治体が一緒になって九州・沖縄の魅力を発信する初めての試みになりました。

 
  このセミナーの目的としては、①中国人観光客にとって、九州・沖縄が日本の最も身近な観光地であることを認識してもらう、②九州・沖縄の観光資源や具体的な観光ルートを紹介することで、旅行新商品の造成につなげる、というものです。
セミナーでは実行委員会委員長を務める長崎県上海事務所の土井口彰博所長が「九州は中国から最も近く、観光資源が豊富にある」と強調しました。また、西南女学院大観光文化学科の劉明・准教授が「上海人の視点から見た九州・沖縄観光」と題して講演し、九州の温泉や食材について詳しく説明しました。セミナーには中国系旅行社、日系旅行社及び中国系メディアなど関係者100名が参加。これまでの各自治体の縦割りによるPRではなく、九州・沖縄の魅力を引き出せるテーマごとの観光資源の紹介を行うなど、広域による観光PRができました。
今後の展開としては8月開催の梅龍鎮伊勢丹百貨店の観光物産展における観光プロモーションを実施するほか、計画的な旅行社訪問などを検討しています。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

 

【 もどる 】    【 Top 】