日中経済協会上海事務所 大分県経済交流室TOPIX
中国に根付く大分県企業 ― オーリッド中国
  県内企業では珍しいITの分野で中国瀋陽に進出しているオーリッドを先日訪問してきました。北瀋陽駅近くにあるオーリッドの本社オフィスは巨大な太鼓の形をしたユニークな形をしたビルに入っていました。 総務、財務、システム開発を行うこの本社オフィスは、個人情報を取り扱うことから、どの部屋に入るにもセキュリティロックがかかっており、データが蓄えられているサーバールームは予め登録したエンジニア3人の指紋照合でしか開かない徹底したセキュリティー管理がなされていました。瀋陽の開発区にあるオペレーションセンターでは1,300人のオペレーターが保険会社や医療機関から届く手書きの申込書や診断書を項目ごとに分散して、一人が一項目をもの凄いスピードで日本語入力していました。モチベーションアップのため、オペレーターは熟練度に応じて色の違うユニフォームを着ています。3ヶ月ごと業績評価により、成績がよければ給料もアップする仕組みになっているので、入力案件が届くのを待って間も、絶え間なく日本語入力練習をしてスキルアップに励んでいる姿が印象的でした。現地の大田副総経理によると、優秀な人材の確保が一番重要な課題だといいます。本社にリクルート活動を専門に行う担当部署を設置して、瀋陽の高校、専門学校、大学と連携して人材確保にあたっているそうです。また、若い人はパソコンを扱う環境で仕事をしたいと考えており、オーリッドでは無料でパソコン操作を教えて、そこで人材を発掘するような取り組みも行っています。中国の優秀な人材を使った付加価値の高いサービスを提供するオーリッドのような企業が大分から出てくることを期待しています。島県(ラーメン、調味料、日本酒)、長野県(ワイン)、石川県(化粧品、伝統工芸品)、愛知県(豆乳)、鹿児島(芋焼酎)など。当初の品揃えは既に上海で販売されている輸入食品が多いが、今後初めて日本から輸出する場合でも、日本での商品のとりまとめから上海での輸入手続き、中国語ラベルの作成までヤマトグループが全面的に支援する。具体的には、1社1アイテムの3ケ月間のテスト販売(日本からの物流費込み)で30万円。自社商品の中国でのテストマーケティングの場として活用できるので、関心のある方は上海事務所まで是非ご連絡願います。

(オーリッドが入居するユニークな形のビル)
(案件を猛スピードで日本語入力するオペレータ)
                     
【 もどる 】    【 Top 】